今年のクリスマスリースはいつもと違う形に挑戦
クリスマスの飾りといえばツリーですが近年はいろんな飾り方が増えてきました。
お家の中に飾るもの、ガラスの装飾、そしてバリエーションが増えて個性を演出できるのがリースではないでしょうか。
クリスマスが近づくと玄関ドアやお部屋の中にリースが飾られているのを見かけますね。
そんなリースはどんな種類があって、どうやって作っていくのか?
これを知って今年は手作りのリースでクリスマスを飾ってみるのはどうでしょうか。
まずはり土台になるリースについてどんなものが使われているでしょう。
リースの種類
- オアシスリング、アクアサークル、オアシスリース
- オアシスハーフリング
- スチロールリースベース
- ヒゲヅル(サンキライ)リース など
一般的にお花のアレンジに使う吸水スポンジのことを『オアシス』と呼ぶことが多く、『オアシス』の名前がついているものが多くある様ですね。
ただ、『オアシス』というのは商品名なので検索する場合は、総称の『フローラルフォームリース』でもたくさん出てきます。
リースの中には生花用とアーティシャルフラワー(造花)やドライフラワー用の物があります。スチロールリースベースやヒゲヅルリースなどがドライ用になります。
ここでは生花用(切り花用)をリースを使います。
- リースには外径、内径が記載されている物があるのでその差から幅を考える
- リングの厚さにも種類がある(高さのあるものは側面にもアレンジできるが重くなる)
- 穴つき、なし(ドアや壁にかけるなら穴あり)
ここまでリング型のリースのお話をしてきましたが、今回は『クリスマスリースの形を変えて』というタイトルで『ハーフリング』で作ったクリスマス用のアレンジです。
ハーフリングのクリスマスアレンジ
花材(使用した花の名前)
- ギンコウバイ(ギンバイカ)
- スプレーバラ
アレンジの作り方
ハーフリングのオアシスはスポンジ部分を下にして水を吸水させておく。
・ギンコウバイは枝が切り分けやすいので分けて使います。
・スプレーバラも一輪ずつ切り分け流。
・装飾用りんごと松ぼっくり、ゴールドの飾りに、細目のワイアー(手芸用のグリーンのワイヤー)を付ける
・ギンコウバイをリングの側面を中心に挿して埋める
・切り分けたスプレーバラは、中心から左右に広がる様に花に向きをつけて挿す
・松ぼっくり、りんご、ゴールドの飾りを全体に広げて付けたワイヤーを挿す
・空いた部分にギンコウバイの余った葉を入れて埋める
・リングの端に吊り下げ用のリボンを付ける(グリーンのリボン)
オアシスに挿す時のポイント
- 目線と花の向き
- 重さ
- 色のバランス
このリースは正面から見られる事になります。真っ直ぐに花や飾りを差していくと単調で平面的なものになってしまうので真ん中から両端へ向かって広がるようにしましょう。
端のりんごやバラは斜め上に向けています。
水を含んだオアシスは重くなります。
重みで前に倒れてしまう危険を考えて出来るだけ花や飾りの軽いものにしましょう。
正面真ん中に赤を少し多めに置いて、端に向かって左右均等に広げていきました。(花や飾りを左右対称にしてしまうと単調になります)
玄関ドア、壁は吊り下げタイプで、テーブルの上にはそのまま置いたり、いろんな形のリースを使ってクリスマスの飾り作りを楽しんでください。
今回使用したのは、半円のオアシスリングです。
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いつもと違ったクリスマスの飾りに是非、挑戦してみてください。
他にもクリスマス用の簡単アレンジを作りました。
いけばな風のアレンジはこちら
是非、参考にしてみてください。