夏から秋に出回るケイトウ。ビロードのような質感に一目惚れ!簡単いけばなで花瓶に生ける
![](https://20230804-19-57.conohawing.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1885-e1694853344355.jpg)
皆さんは『一目惚れ』ってしたことありますか?お花に・・。
花屋さんの店頭でその形や色、珍しさに目を奪われることってありませんか?
私は、以前華道教室をしている頃に度々していました。
その為、お稽古花の予定よりたくさんの花を購入してしまったり、予定の花材が変わってしまう事もありました。
今回はその『一目惚れ』した花、ケイトウのお話です。
ケイトウとは
ケイトウは和名を『鶏頭』と書きます。
花の形で分類すると鶏のトサカのような形をしたトサカゲイトウ
丸い形をしたクルメゲイトウ
羽毛状の房ゲイトウ
円錐形のヤリゲイトウ
花が扁平して広がるセッカゲイトウ
また、スプレー咲のセロシアも最近の人気の品種です。
取り扱いは花よりも痛みやすい葉を整理してから生けるようにしましょう。
また、元気のない時は湯揚げの後でカットして生けると回復し、10〜14日ほど楽しむことができます。
切り花の長持ちさせるコツについてはこちらを参考にしてください。
![切り花(生花)を長持ちさせる簡単なコツ/復活させる方法と裏技](https://20230804-19-57.conohawing.com/wp-content/uploads/2024/07/IMG_3141-e1722158264864-320x180.jpeg)
ケイトウの特徴でもあるビロードのようは光沢のある花を見つけ、簡単ないけばなにしました。
花の下から上の部分にかけて黄色からピンクへのグラデーションがとても可愛い色合いでした。
![](https://20230804-19-57.conohawing.com/wp-content/uploads/2023/09/IMG_1885-820x1024.jpg)
花材
- ケイトウ
- スターチス
ケイトウ
店先で見かけて『かわいい』と手に取ったケイトウです。
花の色が微妙にグラデーションになっていて、質感がビロードのようです。
厚みもあって存在感のあるお花です。
ケイトウは平たくなっている形のものも多くあります。真横に生けると平面的になってしまうので正面から見て縦に2本生ける。または、斜めに生けて奥行きを出すと膨らみのある花になります。
スターチス
同系色のスターチスと取り合わせて全体的に広がりを作りました。
小さな花が点在するスターチスの場合は、一緒に生ける花(ここではケイトウ)にボリュームがある場合、長さがある方がバランスが取れる。
ポイント
- 花器
- 花の長さ
- 扱い方
花器
花の色のグラデーションを引き立てる白色の花器を選びました。
花の長さ
花器の生けり口が大きのでケイトウの長さを短くして安定感のある見た目にしました。
逆に花の小さいスターチスは長めに空間を埋めるように生けています。小花の花材はある程度長くても重くなりにくく広がりを作ってくれます。
扱い方
花器の中に入ってしまうケイトウの葉は取り除き、スターチスの茎は痛みやすいので、浅水にしてこまめに水の量を見るといいと思います。
ケイトウは手に取りやすい価格のものが多く、購入しやすい花材です。小花の花材を合わせていければたった2本でも華やかな雰囲気を楽しむことができます。
お買い物の時やお仕事の帰り道にお花屋さんや花売り場に立ち寄ってみてください。
『一目惚れ』するお花と出会えるといいですね。
また、定期的に届くお花のサブスクもおすすめです。
![](https://www12.a8.net/0.gif?a8mat=3Z52SQ+31JS36+3GBU+NVWSH)
![プリセット2](https://20230804-19-57.conohawing.com/wp-content/themes/jinr/lib/img/woman2.png)
子どもの頃は『ケイトウ(鶏頭)』を『ケイト』だと思っていて(毛糸)に似ているからなんだと思っていました。