冬の花

お正月花の生け替えアイデア|飾りやすく小さく整えて楽しむアレンジ実例5選

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お正月に生けたお花が「少し大きすぎたかも」「そろそろ生け替えたいな」と感じることはありませんか?

正月花は、一度生けたら終わりではなく、花の状態や飾る場所に合わせて生け替えることで、もう一度楽しむことができます。

今回は、実際に生けた正月花を小さく生け替え、暮らしに取り入れやすいサイズに整えた 「生け替えアレンジ実例5つ」 を、写真とともにご紹介します。

特別な技術は必要ありません。花の本数を減らしたり、長さを切り直したりするだけでも印象はぐっと軽やかになります。

・正月花をどう扱えばいいかわからない
・処分するのはもったいないと感じている

そんな方に、無理なく、気負わず楽しめる正月花の生け替えアイデアをお届けします。

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お正月花を変えたくなる時はどんな時?

  • たくさんの花を使ったお正月花が、普段使いには大きすぎる
  • 弱ったり、傷んだ花が出てきた
  • 和風から洋風に変えてみたい

お正月に、玄関や和室でお客様を迎えた大きめのお正月花も、来客が一段落するとお家の中のあちこちに分けて『生け替え』する事で、もう一度楽しむことが出来ます。

お花を生け替える前に知っておきたいポイント

生け替えに向いている花・向かない花

向いている花

枝物(松、南天、千両など)=茎が硬く、水をしっかり吸う元気が残っているもの

花(菊、ラン類など)=花びらが残っていて、花首がしっかりしているもの

向いていない花

枝物=枝が折れていたり、葉や実が落ちてなくなってしまったもの

=花の向きが下を向いてしまっているもの

正月花によくみられる『葉牡丹(ハボタン)』は、傷んだ外葉を取り除いて使うことができます。

生け替えのタイミング

花の元気がなくなってきたら

時期的にも、種類も日持ちがする正月花ですが、飾られた環境によっては数日で弱ってしまう事もあるので、そんな時は、生け替えのタイミングです。

ご自分のタイミングでOK!

早めにお正月の準備が終わった方などは、同じ花を長く飾る事にもなりますね。お花が元気なうちに変化が欲しくなったら、生け替えをする事で、お部屋の雰囲気を変えるのもありです。

お正月花を飾るときに切り落とした枝や花を違う形で飾るのもいいですね。

お正月向けに販売されているお花は、価格がいつもより高くなっている印象があります。無駄なく飾ってあげましょう。

準備するもの

  • ハサミ
  • 小さめの花器、花瓶、一輪挿し(和・洋)
  • 小さめの剣山
  • 吸水フォーム(オアシス)

お花を小さく生け替える基本の手順

花材を整理する

  • 弱ったり、傷んでいる花や折れている枝な度は処分して、綺麗な姿のものだけ使用します。
  • 小枝だけでも使える場合や、外葉を外せば使える場合は残しましょう。

長さ整える

  • まずは一気に細かく切ってしまわず、使える部分の長さを残し、後で切っていきます。
  • 逆に、傷んだ箇所を取り除いて短くなった枝や花も使えそうなものは、ひとまず手元に置いておきます。

お正月の生け替えアレンジ実例5つ

①花材(材料)が小さくても華やかにしたアレンジ例

  • マツ(ワカマツ)
  • センリョウ(実のみ)
  • オンシジウム
  • ナンテン(ヒメナンテン)

花器(花瓶)

直径5cmほどの丸い一輪挿しの陶器の花器を使っています。

ポイント

一輪挿しのため、花を入れる場所が小さいのですが、華やかになるように赤、黄色、緑の花材を短くひと枝ずつ入れています。

センリョウの広い葉は取り除き実だけにして、ナンテンの小枝を入れる事で白い花器が透けて見え、重くならないようにしています。

一輪挿しなどの花を入れる口が小さいものは、花材同士の茎をそれぞれの支えに使うことが出来るので、花留めはしなくても大丈夫ですね。

100円ショップにも売っている、凧の形をした『お正月用ピック』。一つ入れるとお正月感グッと出ます。

②大きな大王松のサイズを変えたアレンジ例

  • マツ(ダイオウショウ)
  • マツ(オイマツ)
  • ユキヤナギ
  • キク
  • ハボタン

花器(花入)

花屋さんで販売されていた竹の器です。中に吸水フォームを小さく切って入れています。

ポイント

器が軽く小さいので、大きく広がっていたマツ(ダイオウショウ)を中心の葉だけ残し周りの葉は取り除いて横幅のサイズを変えます。

花器の縁ギリギリにボリュームのある花をまとめるように入れ、ユキヤナギを斜めに挿します。このことで、マツの作ると、花たちがまとまって作っている丸い形が、一つアレンジになるように『繋がりの役目』をしてくれます。

ダイオウショウの広がる葉の代わりに白い小花の付いたユキヤナギを入れるとスッキリしたアレンジになりますね。

同じような竹の器がない場合は、色付きガラスのキャンドルスタンドでも代用出来ます。小ぶりな円柱型に吸水フォームを入れればOK!

③花を多く使って壁掛け風にするアレンジ例

  • マツ(ワカマツ)
  • キク
  • コギク
  • ハボタン
  • シンピジウム
  • センリョウ
  • ユキヤナギ

花器(ブリキの花用器)

本来は、テーブルアレンジに使用する器を斜めに立て、掛けて中に吸水フォームを入れ使用しています。

ポイント

器を埋めるように、広がるキクや葉の付いたナンテンを使っています。

それぞれの花の高さを出来るだけ統一しながら、隙間を作らないように挿すと壁掛け絵のようになります。

斜めに飾る場合は、吸水フォームのお水が垂れてこないことを確認してから、飾りましょう。

同じような器がなくても、カトラリーケースなどでも代用出来ます。

④少ない花材で飾るアレンジ例

  • オンシジウム
  • センリョウ

花器(花瓶)

一輪挿しを使っています。(Francfranc)

ポイント

花材が少なくても映えるように、はっきりした色の組み合わせにしました。

茎の細い花には、花瓶の口を隠すように大きめの葉の付いた花材(材料)を入れると原体が締まって見えます。

一輪挿しでも、高さのあるものを使う場合は、大きめの葉を使ってもバランスが取れます。

⑤小さな寄せ植え風のアレンジ例

  • シンピジウム
  • センリョウ
  • コギク
  • ヒメナンテン
  • マツ(オイマツ)

花器(花瓶)

上の部分が丸くあいた器に、吸水フォームを入れています。

ポイント

上部が開いた器は、花を挿す面積が広いので花材(材料)をたくさん使うことが出来ます。

また、高さがある器は花びらの広がった花や葉を器からはみ出して挿すと、花の間隔をあけてゴチャつきをなくす事もできます。

お正月花の生け替えを5つご紹介しましたが、お正月花の記事を他にも書いています。リースで作るお正月飾りの作り方

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よかったら参考にしてください。

自宅に飾っていた花が少なくなってしまった。なかなか時間がなくて買いに出られない。そんな方にはこちらがおすすめです。

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生け替えをした花を長く楽しむコツ

お正月花の生け替えを楽しむためにも、お花は長く元気であってほしいですね。そのためのコツをご紹介します。

花材(材料)別の注意点

花材(材料)注意点
マツ切り口からヤニが出るので、水替えをこまめに行う
センリョウ葉が多いと水の吸い上げが悪いので、葉は整理する
ハボタン茎から匂いが出ることがあるので、水替えをこまめに行う
キク金属を嫌う植物なので、手で折って切る
コギク硬く、花色が出ていない蕾は取り除く
シンピジウム寒さに弱いので、飾る場所に気を付ける

飾った後に行うこと

花材(材料)によって注意点が違いますが、どの花材に対しても行いたいことは、次の3つです。

  • 水替え
  • 切り戻し
  • 弱った花への対応

水替え

マツのように、茎からヤニが出るもので花瓶の中の水が汚れてしまいます。花瓶の中を清潔に保つためにも、飾った後にも水替えが行えると良いですね。

大きく飾ったお正月花を取り出して、水替えするのは大変ですね。そんな時は、花を触らずに、花瓶の中に花用のスポイドを入れたり、ホースを使って(サイフォンの原理)水を取り出し、水替えをすることが出来ます。

切り戻し

水替え時に、花瓶の中の花や枝が傷んでいる場合は、その箇所を切って取り除く切り戻しを行います。

切り戻しをして短くなった際は、改めて花瓶の中に入る茎に葉が付いたままになっていないか確認しましょう。

花瓶の水の汚れにつながります。

弱ってしまった花への対応

お正月花には比較的、日持ちが良いものが多く使われていますが、環境によって早く傷んでしまうこともあります。

気温の変化が大きすぎる環境は、お花の痛みが早くなる可能性があります。(朝晩は冷気が当たり気温が低く、日中は暖房でとても暖かいなど)

そんな場合は、花がら(咲き終わった。元気が無くなった花)は、取り除きましょう。また、実が落ち残った枝も可能な限り取り除き、綺麗な姿で飾れると良いですね。

お部屋に飾る場合は、暖房の風が直接当たらないよう注意しましょう。

まとめ

お正月花が、一度生けて終わりになっているとしたら、もったいないですね。生け替えをすることで、花の表情や飾る場所に合わせた楽しみ方ができます。

大きなアレンジが少し負担に感じたら、花の量を減らし、小さく整えるだけでも、暮らしに馴染んだお正月花になります。

ぜひ、ご自宅の花に合わせて、無理のない生け替えを楽しんでみてください。

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長年、自宅で茶華道教室を開いてきました。 その経験を活かし、日常の中で気軽に花を楽しむ方法や、季節ごとに心を癒してくれる花の知識をお届けしています。
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