サンスベリアって育てやすい？初心者が安心して選べる５つの人気品種と魅力

初めての観葉植物、どれを選べばいいのか迷っていませんか？
「水やりを忘れたら枯れちゃう？」「お世話って大変そう…」と、気になりつつも購入をためらっている方はいませんか。
そんな初心者さんにこそおすすめしたいのが、サンスベリアです。

スッと伸びる葉が美しく、育てやすさも抜群。風水や空気清浄効果もあり、インテリアに取り入れるだけで暮らしがグッと心地よくなります。

今回は、初心者でも育てやすいサンスベリアの人気5品種の特徴と育て方のコツや、意外と知られていない名前の由来や効果まで解説します。

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サンスベリア５選

①サンスベリア・ボンセレンシス

• 最低気温　　10度
• 花言葉　　永久、不滅
• ペット　　害なし　

特徴

円柱状で肉厚な葉が放射状に伸びて彫刻的なフォルムをしています。ムチムチとした葉はインテリアのポイントにもなります。

育て方

風通しの良い明るい環境を好みます。また、耐陰性がある植物と言われますが、暗すぎると軟弱になってしまうので注意しましょう。

水やりは春夏は、鉢の土がしっかり乾いてから、鉢底から水が出るまでたっぷり与えます。気温が下がり始める10月以降はほぼ断水（月に一回程度）で大丈夫です。ただ、暖房などで15度以上の環境にある時は、葉にシワがよってきたら水やりをしてください。

寒さに弱い植物なので、育てる場所は10度以下にならないところをおすすめします。

②サンスベリア・ゼラニカ

• 最低温度　10度
• 花言葉　　永久、不滅
• ペット　　葉先に注意

特徴

剣状の葉はゼブラのような柄でクールな印象です。

育て方

明るい日陰を好みます。サンスベリア・ゼラニカはサンスベリアの中でも耐陰性が強く日当たりが悪くても育ちますが、時々は窓際で日光浴をしてあげると良いです。

日光が当たりすぎると葉を痛める事があるので、日光浴の際はカーテンなどで日差しを和らげて行いましょう。

水やりは土がしっかり乾いてからたっぷり与えるのですが、10月以降の水やりは控えます。葉にシワがよってきたら与えましょう。

寒さに弱いので10度を下回らない場所で育てることをおすすめします。

注意点

植物自体に毒などはありませんが、葉先が鋭く尖っている品種の場合は、床置きの際にペットや小さいお子さんがケガをしないように注意してください。

③サンスベリア・ファーンウッド・ミカド

• 最低気温　　10度
• 花言葉　　永久、不滅
• ペット　　害なし

特徴

細長い棒状の葉が上に向かって密集して生えるスタイリッシュな姿をしています。

育て方

風通しの良い明るい場所を好みます。耐陰性がありますが全く日が当たらない場所では弱くなってしまいます。薄日が4時間以上入るか、電気がついている時間が長い場所であれば大丈夫です。

水やりの頻度は、春夏は鉢の中央までしっかり乾いたら、鉢底から水が出るまでたっぷり与えましょう。秋冬は葉の表面にシワがよったら与え、12〜2月はほぼ断水でも構いません。

寒さに弱いので10度を下回らない場所で育てることをおすすめします。ただし、冬の断水している時期は耐寒性が上がり5度ほどでも育ちます。

樹形が崩れにくくスタイリッシュな姿は、モダンな雰囲気もあり和室にも合う観葉植物ですね。

④サンスベリア・ローレンチー

• 最低気温　　10度
• 花言葉　　永久、不滅
• ペット　　害なし

特徴

『虎の尾』の愛称で知られる品種。柄のある葉に黄色い縁取りが特徴です。

育て方

風通しが良い明るい場所を好みます。耐陰性はありますが、暗すぎるのは注意が必要です。葉が薄くなったり、途中で折れる可能性もあるので明るい窓際などがベストです。

水やりは鉢の土がしっかり乾いてからたっぷりと与えます。12〜2月の寒い時期は月に一回程度の水やりで大丈夫です。

水やりの少ない冬場は室内が乾燥しています。元気な葉を維持する方法として葉水をおすすめします。

寒さに弱いので10度を下回らない場所で育てることをおすすめします。

⑤サンスベリア・マッソニアーナ

特徴

緑の幅広の葉を持ち、その葉は縁が赤くなっているのが特徴です。肉厚で他のサンスベリアと異なり、丸みを帯びた葉は優しい印象でもあります。

流通が少ない品種ではありますが、育てやすく初心者にもおすすめです。

育て方

風通しの良い明るい環境を好みます。耐陰性はありますが、暗すぎるのは注意が必要です。葉が広くならない、弱くなるなるなどのトラブルの可能性があります。

水やりは鉢の土がしっかり乾いてからたっぷりと与えます。12〜2月の寒い時期は断水でも大丈夫ですが、葉の表面にシワが寄ってきたらお水をあげてください。

寒さに弱いので10度を下回らない場所で育てることをおすすめします。

寒い時期に行う水やりや葉水の水は、水道から出してすぐの冷たい水はできるだけ避けてあげてください。

与える時間帯もお部屋が暖かくなってからがおすすめです。

初めて観葉植物を迎える方への記事も書いています。参考にしてきださい。

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サンスベリアの置き場所アドバイス

＊基本のポイント

• サンスベリアは明るい場所を好みますが、直射日光には弱い植物です。
• 多肉質の葉や根を持っているので、水を蓄えることができます。その為、通気性の良い場所を選ぶと根腐れやカビ予防になります。
• 空気清浄効果のある植物でNASAからも『エコプラント』として紹介されています。

エコプラントについての記事も書いています。興味のある方は参考にしてください。

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玄関

• 光の少ない玄関の場合は、元気に育ちにくい為、LED照明を使ったり時々日光浴を取り入れましょう。
• 『邪気払い』の風水効果や『気の流れを整える』とも言われるので玄関に置くと吉。

リビング

• 日中に光が差し込む窓際がベストな位置ですが、夏の直射日光には特に注意が必要です。葉が傷んでしまうのでレースのカーテン越しの光になるようにしましょう。
• 家族が集まる空間に『空気清浄』の効果あるサンスベリアはピッタリ。グリーンがあることで癒しの空間にもしてくれます。

寝室

• 日中の空気の移動がなく、光が入らない場合は時々日光浴を取り入れましょう。また、湿気がこもらないように注意が必要です。
• エアコンの風は直接当たらない場所におきましょう。
• 夜にも酸素を出す植物なので睡眠中も空気をきれいにしてくれます。

トイレ

• 換気の良さと明るさの確保が必要です。日光浴を取り入れたり、空気の入れ替えを心がけましょう。
• 悪い気が溜まりやすい場所だと言われることも多いトイレですが、サンスベリアを置くことで浄化作用の可能性もあります。

サンスベリアの増やし方

サンスベリアの増やし方には、『株分け』と『葉差し』の二つの方法があります。

株分け　（おすすめの時期：春から初夏）

鉢の中で株同士が混み合ってきたり、植え替えのタイミングで行うことをおすすめします。

1. 鉢から株を取り出します。
2. 根のつながり具合を見て、分かれ目を探し分ける。
3. それぞれの株を新しい鉢に植え替える。
4. 割り箸などで土を突いて土の隙間を整え、手で押さえて固定する。
5. 10日ほど経ったら水やりを始める。

葉挿し　（おすすめの時期：春から秋）

株分や植え替えで落ちてしまった葉などで行えます。

1. 葉を10cm前後に切ります。
2. 数日間乾かします。
3. 植える鉢の土を湿らせてそこに挿す。

サンスベリアの種類と選び方

見た目、サイズ、育てやすさ３つの分類で品種を選んでみました。参考にしてください。

サンスベリアの名前の由来と正式名称

名前の由来

学名をSansevieriaと言います。この名前は18世紀イタリアの博物学者『サンセヴィエ公爵（Raimondo di Sangro）』にちなんで命名されました。

サンセベリアとは人の名前から来ているんですね

現在の背式名称

＊サンセベリアとサンスベリアの二つの呼び名があるのはなぜなのでしょう？

Sansevieria＝サンセヴィエリアの名前を日本語や英語に取り入れる際の２つの呼び名が生まれたようです。どちらも間違いではなく発音の違いです。

まとめ

サンセベリアの中からおすすめの品種を５つご紹介しました。葉の形や模様など似ているようでいて少しずつ違いがあり、どれも魅力的な品種です。

丈夫で育てやすく、スタイリッシュな姿や邪気払いなどの風水効果やエコプランツのされる空気清浄効果で注目されるようになり、オフィスや病院のロビーなどでも多くみられるようになています。ギフトしてもおすすめです！

是非、自分好みの品種を見つけてお家に迎えてみてはいかがでしょうか。癒しのグリーンライフを楽しんでください。

いろんなサンスベリアを見たい方はこちらへ

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michiyo

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長年自宅で茶華道教室をしていました。その経験を活かし『日常でお花を楽しむ』事や『花の知識』、そして休日に出掛けた『花のある景色』をご紹介しています。