初心者でも安心!人気の観葉植物7選:育てやすさランキングで選ぶおすすめのグリーン

『観葉植物に興味があるけど、どれを選んだらいいかわからない・・』そんな風に思ったことはありませんか?おしゃれなカフェや雑貨屋さんで見かけるグリーンたちも実際に育てるとなると心配になったり、不安に思うこともありますね。
しかし、実は、見た目もおしゃれで育てやすい植物はたくさんあるんですよ。
この記事では、人気の観葉植物7選とその魅力を、選ばれている理由や置き場所別のおすすめを解説します。
たくさんの観葉植物を見たい方はこちら。
人気の観葉植物7選
①モンステラ・デリオーサ

- 最低気温 10度
- 花言葉 嬉しい便り、深い関係
- ペット 害あり
特徴
一番よく見かける代表的な観葉植物とも言える、モンステラの一種です。
ハート型の葉の生長とともに切れ込みは深くなって、茎も伸びていき支柱を立て育てていきます。
育て方
日当たりの良い環境で育てましょう。
日陰にも強く『耐陰性あり』とされていますが、葉の切れ込みがなくなってしまう可能性もある為、基本的には明るい場所で育てることをおすすめします。
水やりは、春夏は鉢の土がしっかり乾いてからたっぷりと与え、秋冬は乾いてから2〜3日後に与えます。
寒さに敏感な植物です。置き場所は、最低10度をして回らないようなところが理想的ですね。
注意点
- モンステラを切った時に出る樹液には『シュウ酸カルシウム』が含まれています。かぶれたり痛くなる原因にもなるので作業をする際は手袋をしましょう。
- 小さいお子さんや、ペットのいるお家は触って樹液がついてしまわないように注意しましょう。
モンステラにはデリオーサの他にも多くの品種があります。『モンステラ』についてまとめた記事があるので参考にしてください。

②パキラ

- 最低気温 10度
- 花言葉 快活、勝利
- ペット 害なし
特徴
光沢のある5枚の葉が大きく広がり、ナチュラルな雰囲気が人気の植物です。幹を編み込んで仕立てられたものや、幹も先が真っ直ぐに切られているものがあります。
育て方
日当たりは、レースのカーテン越しの柔らかい光で管理しましょう。葉が薄く、強い光に当たると葉が傷んでしまう可能性があります。
水やりは鉢の土がしっかり乾いたところでたっぷり与えます。ただし、寒い時期は乾いてから一週間後に与えましょう。
最低気温は10度まで。寒さに弱い植物なので、冬場の寒さには気をつけたいですね。
パキラについてまとめた記事もあります。パキラには品種もあり、育て方は大きく変わらず育てやすく葉の色などの違いなどがあることや、幹について解説しています。興味のある方はのぞいてみてください。

③サンスベリア・ローレンチー

- 最低気温 10度
- 花言葉 永久、不滅
- ペット 害なし
特徴
『虎の尾』の愛称で知られる品種。柄のある葉に黄色い縁取りが特徴です。
育て方
日当たりがよく風通しが良い明るい場所を好みます。耐陰性はありますが、暗すぎるのは注意が必要です。葉が薄くなったり、途中で折れる可能性もあるので明るい窓際などがベストです。
水やりは鉢の土がしっかり乾いてからたっぷりと与えます。12〜2月の寒い時期は月に一回程度の水やりで大丈夫です。
寒さに弱いので10度を下回らない場所で育てることをおすすめします。
サンスベリアは葉の形状に特徴があり、種類の多い植物です。その魅力についても記事でまとめています。

④ガジュマル

- 最低気温 0度
- 花言葉 たくさんの幸せ、健康
- ペット かぶれる
特徴
ワイルドな幹と可愛らしい葉が特徴で、強健で育てやすい植物です。幹から気根と呼ばれる根が出てきます。
リラックス効果や金運アップの効果があると言われる事もあり人気の観葉植物です。
育て方
窓辺の日当たりの良い環境で育てましょう。耐陰性がある植物ですが暗すぎると葉が落ちてしまう事もあるので、最初は光のある場所で育て少しずつ部屋の中心に移動させると暗めの環境でも育ちます。
水やりは春夏は土が乾いてから鉢底から溢れるぐらいにたっぷりと与え、秋冬は乾いてから2〜3日後に与えると良いと言われています。
元々、地植えで育つ事もあるガジュマルなので最低気温は0度ですが、鉢植えの状態で室内で育てる場合は5度以上の気温が望ましいです。
注意点
ガジュマルの樹液はアレルギーのある方や、ペットが口にしてしまうとアレルギー症状が出る場合があるので、ペットや小さいお子さんがいるご家庭は注意が必要です。

ガジュマルは『フィカス』の仲間、つまりゴムの木の仲間です。その為、樹液には天然ゴムの成分であるラテックスが含まれています。ラテックスアレルギーを持っている方は樹液がつくとかぶれたり、ペットが口にしてしまうと嘔吐や下痢の症状が出る可能性があります。
ガジュマルについては、他の種類や大きくするポイントなどいくつかの記事を書いています。ガジュマルについてもっと知りたい!という方は参考にしてください。




⑤ポトス

- 最低気温 5度
- 花言葉 永遠の富、華やかな明るさ
- ペット 毒あり
特徴
ツルを伸ばしながら育っていく植物で、ハンギングプランツとして吊るして飾られる事が多いです。
育て方
日当たりと風通しの良い場所を好みます。耐陰性もある植物なので育てる場所には困りません。
水やりは乾いたらたっぷり与えます。
最低気温は5度以上になる場所で育てることをおすすめします。
注意点
樹液に『シュウ酸カルシウム』が含まれているため皮膚かぶれる可能性があります。手入れの時には手袋を使用しましょう。小さいお子さんやペットがいるお家は注意が必要です。
⑥オーガスタ(ストレリチア・ニコライ)

- 最低気温 10度
- 花言葉 輝かしい未来、温かい心
- ペット 毒あり
特徴
艶のある大きな葉を持ち、葉は大きくなるにしてがって裂けていくことで風通しを自ら良くしていきます。鳥が羽ばたいたような白い花を咲かせることで『天国の白い鳥』と呼ばれます。
育て方
日当たりの良い場所で育てましょう。室内の明るい窓際でレースのカーテン越しの光が好みです。屋外では、半日陰や明るい日陰に置くと良いです。
水やりは鉢の土がしっかり乾いてから、たっぷり与えます。冬の寒い時期は、乾いてから一週間後ぐらいに与えましょう。
最低気温が10度以下になると生育がストップして5度以下で枯れてしまう可能性があります。
注意点
オーガスタは葉や茎に毒性があるため、小さなお子さんやペットのいるご家庭は注意が必要です。
オーガスタについてもう少し詳しく解説した記事があります。オーガスタのことをもっと知りたい方はのぞいてみてください。

⑦フィカス・ベンガレンシス

- 最低気温 10度
- 花言葉 永久の幸せ
- ペット かぶれる
特徴
白い幹にマットな質感の葉が特徴的。
金運アップ効果があると言われたり、ナチュラルな雰囲気でいろんなタイプのお部屋に合うことから人気の観葉植物です。
育て方
日当たりがよく、風通しの良い場所を好みます。レースのカーテン越しで大丈夫です。
水やりは土の中までしっかりと乾いてからたっぷりと水やりをしましょう。秋冬の時期は乾いてから2〜3日後に与えましょう。
最低気温が10度までの環境で育てることをおすすめします。
注意点
先にあげた『ガジュマル』同様に、樹液にラテックスが含まれているので注意しましょう。

フィカス(ゴムの木)の仲間は幹を曲げて育てる事ができる為、樹形を楽しみたい方にもおすすめです。
たくさんのフィカスの種類と育て方もまとめました。ベンガレンシス以外の品種も紹介しています。興味がある方はのぞいてみてこださい。

人気の7品種の育てやすさランキング
先にあげた7種類の観葉植物がなぜ人気品種になるのか理由と、育てやすさをランキングにまとめてみました。
ランキング | 植物名 | 人気の理由と特徴 | おすすめ度 |
1位 | モンステラ・ デリオーサ | カフェ風/映える葉/葉の変化を楽しめる | ★★★★★ |
2位 | パキラ | 金運UP風水/丈夫/幹の仕立てを楽しめる | ★★★★★ |
3位 | サンスベリア・ ローレンチー | 空気清浄効果/乾燥に強い/暗い部屋でも○ | ★★★★☆ |
4位 | ガジュマル | 幹がユニーク/精霊が宿る木/小いさくても存在感あり | ★★★★☆ |
5位 | ポトス | 丈夫で増やしやすい/ハンギングに合う | ★★★★☆ |
6位 | オーガスタ | 空間がおしゃれになる/リゾート風 | ★★★☆☆ |
7位 | フィカス・ バンがレンシス | 北欧風/インテリア性◎ | ★★★☆☆ |

どれも店頭やおしゃれなカフェなどでよく見かける植物たちです。気になる植物が『育てやすい』となると育てる不安や心配のハードルが下がりますよね。
見た目の美しさだけでなく『育てやすさ』『飾りやすさ』が人気の理由でもあるようですね。
ライフスタイル別のおすすめ
環境条件から考える
植物を育てる時に大切な『環境』ですが、お部屋に窓が少ない、大きな窓がある他に、忙しくて水やりが頻繁に出来ないかもしれないなど、選ぶ上での環境の条件からおすすめの植物をご紹介します。
忙しい・水やりが頻繁に出来ない
- サンスベリア(全般)=乾燥に強い植物です。
- パキラ=乾燥気味に育てて大丈夫です。
明るい窓辺がある
- モンステラ(全般)=日当た里が良いと葉の色や切れ込みが綺麗に出来ます。
- フィカス・ベンガレンシス=暗い場所での管理が続くと、葉がポロポロ落ちてしまいます。
光があまり入らない
- ポトス=耐陰性がかなり強い為、飾る場所を選びません。
- サンスベリア=ほとんどの種類は耐陰性があります。
雰囲気や風水効果から考える
環境は整っている中で選ぶ際は植物を置いた後の雰囲気と風水効果ではないでしょうか。置いているだけで癒されるグリーンですがプラスの効果があると嬉しいですね。
おしゃれな雰囲気
- オーガスタ=大きな葉で存在感がありながらもスタイリッシュな植物です。
- フィカス(全般)=葉の形が丸やハートなど柔らかい雰囲気があり、幹を曲げておしゃれな形に自分で仕立てる楽しみもあります。
- モンステラ=インテリアグリーンの代表とも言える植物で、南国風のデザインのモチーフに使われる事も多い植物です。
風水効果
- ガジュマル=『精霊の宿る木』として幸運や繁栄をすると言われ、お部屋に置くと金運、家庭運、仕事運UPが期待されます。他にもリラックス効果、厄除け効果などもあると言われます。
- サンスベリア=邪気払い、健康運や集中力UPの風水効果の他、空気清浄効果もあるエコプラントでもあります。

風水効果も気になるポイントではありますが、7つの植物についても前項でご紹介している様に、観葉植物にも『花言葉』があります。風水効果と合わせて花言葉も知っておくと楽しいかもしれませんね。
置き場所別のおすすめ
観葉植物を購入したらお家の中のどの場所に置くのか?逆に、この場所に向いている植物は何か?迷うところですね。場所別におすすめの植物をまとめてみました。
リビングに映える植物
- モンステラ
- パキラ
- オーガスタ

玄関におすすめの植物
- ガジュマル
- サンスベリア
- フィカス・ウンベラータ

寝室におすすめの植物
- サンスベリア
- ポトス

トイレにおすすめの植物
- ポトス
- ガジュマル(小サイズ)

人気だけど難易度高めの観葉植物
人気のある観葉植物の中で、初心者には少し難易度高めの植物をご紹介します。
植物名 | 難しいと思われる理由 | 注意点 |
アロカシア | 高湿度を好む/寒さと乾燥に弱い | 室温、湿度管理が必要 |
カラテア | 葉焼けしやすい/湿度、水やりの調整が難しい | 過湿、乾燥に注意が必要 |
エバーフレッシュ | 水切れ、葉のトラブルが多い | 水やり、気温変化に注意が必要 |

どの植物も葉が美しく人気の植物です。『難しくて無理!』というわけではなく、じっくり観察しながら育てていれば、トラブルも回避できる可能性はあります。
ただ、『枯らしてしまうかも・・』と心配してしまうなら、最初は育てやすい植物から始めて、『いずれ挑戦してみよう!』と考えるのもありですね。
まとめ
人気があり、育てやすい植物を7つ紹介しました。どれも店頭でよく見かけるものなので購入もしやすいですね。
環境やライフスタイルに合った植物をまずは一つ選んで、そこからグリーンのある暮らしを楽しんでみてください。
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