オーガスタとは?初心者に人気の観葉植物の魅力・育て方・レギネとの違いも解説

南国ムードたっぷりの《オーガスタ》は、インテリア映えはもちろん、丈夫で育てやすく、初心者さんにも人気の植物です。
ただ、お部屋に迎えて育てるとなると「ストレリチア・レギネと何が違うの?」「お世話は難しい?」と、心配になってしまう方も多いと思います。
この記事では、オーガスタとレギネの違い・育て方・置き場所のコツ・トラブル対策までわかりやすく解説します。
最後まで読めば、オーガスタの魅力が分かっていただけると思います。
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オーガスタってどんな植物?(基本情報)

- 学名 ストレリチア・ニコライ
- 最低気温 10度
- 育てやすい
- 花言葉 輝かしい未来、温かい心
- ペット 毒あり
特徴
艶のある大きな葉を持ち、葉は大きくなるにしてがって裂けていくことで風通しを自ら良くしていきます。鳥が羽ばたいたような白い花を咲かせることで『天国の白い鳥』と呼ばれます。
大型の植物で室内でも2メートル近くまで育つ事もあります。
育て方
日当たり
日当たりの良い場所で育てましょう。室内の明るい窓際でレースのカーテン越しの光が好みです。屋外では、半日陰や明るい日陰に置くと良いです。

日当たりが少ない場所でも育ちますが、明るい場所の方が葉の色が綺麗になりまよ。
水やり
鉢の土がしっかり乾いてから、たっぷり与えます。冬の寒い時期は、乾いてから一週間後ぐらいに与えましょう。

葉が大きく表面にホコリがつきやすいので、霧吹きなどでの葉水をおすすめします。
剪定(葉の手入れ)
剪定した場所から新しい目が出てくる植物ではありません。枯れたり古くなったものは根元から切ってしまいましょう。また、裂けてきた葉は葉っぱ自体を丸く切るなど、葉の形を整える事で、見た目を良くする事もできます。

葉が刺激を受けることで、葉脈に沿って割れてしまうこともあります。
肥料
基本的に肥料がなくても育ちますが、大きくしたい場合などは、春から秋の生育時期に与えます。

室内であまり大きくしたくない場合は肥料を与えずにコンパクトに管理することをおすすめします。
花を咲かせるポイント
- 十分な日光と温度管理が必要。
- 大株になっていることが条件になる。
- 日本の室内で育てる場合花を咲かせるのは難易度高め。
注意点
オーガスタは葉や茎に毒性があるため、小さなお子さんやペットのいるご家庭は注意が必要です。
オーガスタのトラブルと対処法
育てていく際によく見られるトラブルを出してみました。対処法と一緒に覚えて置くと、もしもの時に役立ちます。
トラブル | 原因 | 対処法 | 対策 |
葉が裂ける | 自然な現象 | 風通しのための自然現象 | |
葉が黄色くなる | 過湿・光不足・根詰まり | 水やりの頻度、鉢のサイズを見直す | |
葉先が茶色くなる | 乾燥・水不足 | 土の乾き具合を確認 | 葉水など |
虫がついた | カイガラムシ、ハダニなど | 拭き取りや葉水で流す | 必要なら薬剤 |
インテリアとしての魅力
大きな葉がインテリアのアクセントになります。
- 無印風、北欧風、ナチュラル風など様々なインテリアに合います。
- オーガスタの原産地は南アフリカの為、お部屋に置くことで南国リゾートのような雰囲気も楽しめます。
- 床置きで飾ると存在感をアップします。
- コンパクトなサイズならテーブルグリーンとしても可愛く飾れます。
- 白やグレー系の鉢を使って飾るとスタイリッシュな雰囲気になります。

オーガスタは『輝かしい未来』という花言葉を持っています。『調和をもたらす』風水効果があるとも言われるため、グリーンギフトとしてもおすすめですよ。
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ストレリチア・レギネの違い
ストレリチア・レギネとは

- 最低気温 10度
- 育てやすい
- 花言葉 輝かしい未来、寛容
- ペット 毒あり
特徴
オーガスタに比べて、葉が硬く幅は細く中央の葉脈がピンク色です。鳥が羽ばたいたようなオレンジ色の花を咲かせるので『極楽鳥花』と呼ばれて、切花でも使用されます。
オーガスタとの違い
項目 | オーガスタ(ストレリチア・ニコライ) | ストレリチア・レギネ |
葉の大きさ | 大きくて幅広 | やや細くスリム |
開花の可能性 | 非常にまれ | 条件が良ければ咲く |
全体の大きさ | 室内でも2m以上になることも | 1m前後が多い |
雰囲気 | 迫力と重厚感がある | スタイリッシュで軽やか |
花の特徴 | 白黒の仏炎苞から白いガク | 赤、橙、緑の複色の仏炎苞から橙色のガク |



花を見ても『オーガスタ』は迫力があり、『レギネ』は軽やかな感じがしますね。
二つの違いを見ると
- 大きく育てて存在感を楽しみたいならオーガスタ
- コンパクトに楽しみたいならレギネ
という選び方もあります。
もう一つのストレリチア
ストレリチア・ノンリーフ
- 学名 ストレリチア・ユンケア
- 最低気温 0度
- 耐陰性あり
- 育てやすい
- 花言葉
- 輝かしい未来、寛容
- ペット 毒あり
特徴
ストレリチア・レギネよりも葉が細い品種。
葉が成長するに従いなくなって棒状になることから『ノンリーフ』と呼ばれます。耐陰性もあり、オーガスタやレギネに比べ寒さにやや強いため、霜に当たらない場所なら0度程度でも冬を越すことはできます。

耐陰性のある品種ではありますが、暗い場所に長く置くことはできるだけ避けることをおすすめします。
暗さが続くと株が弱くなり、途中で折れてしまう可能性もあるからです。元気に育てるためにはやはり日当たりと温度管理は大切です。
まとめ
艶のある大きな葉が特徴の『オーガスタ』は、オレンジの花を咲かせる『極楽鳥花』と言われる『ストレリチア・レギネ』とは違う特徴を持っていました。
大きくて存在感のあるオーガスタは白い花をつけますが、そのためには大株に育てることなど容易ではなく、どちらかというと『葉を楽しむ』品種になります。ただ、『咲いたらラッキー!』そんな思いで長く育ててみるのもありですね。
毒性があることから環境に注意が必要ですが、育てやすい植物なので、自宅のお部屋に、オフィスに飾ってみてはいかがでしょうか。
また、花言葉や風水効果などをみると贈り物としてもおすすめです。
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