観葉植物

【初心者必見】多肉植物の育て方・寄せ植えアイデア・季節ごとのポイントを優しく解説

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ぷっくりとした葉っぱが可愛らしい『多肉植物』。水やりが少なくて済むことから、植物初心者にも人気があります。


中でもアガベ、カランコエ、エケベリア、セダム、アロマティカスは育てやすく、種類も豊富で楽しみ方もいろいろ。寄せ植えにしてインテリアとして楽しむ人も増えています。

この記事では、これから多肉植物を育ててみたい方に向けて、5つの種類それぞれの育て方寄せ植えの組み合わせ例季節ごとの管理ポイントトラブル対処法まで、やさしく解説します。おうち時間がもっと楽しくなる多肉植物ライフの参考にしてください。

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おすすめの多肉植物5選の特徴と育て方

①アガベ

  • 『夏型』
  • 300種類以上あるので『春秋型』のもある
  • 最低気温 5度以上
  • 多年草で成長はゆっくり
  • ペット 毒あり

特徴

葉は肉厚で、放射状に地面に密着しする状態のロゼット状に広がっています。

力強い姿をしていて、大きくなる品種も多いです。

育て方

【日当たり】日当たりが良く風通しの良い場所で育てましょう。

【水やり】土が乾いたら株元に少量を与えましょう。

【置き場所】屋外でも育てられますが、長雨には当たらないように注意しましょう。冬は室内に入れることをおすすめします。

多肉植物には自生地によって『春秋型』『夏型』『冬型』の3タイプに分類されています。

タイプによって季節ごとの仕方が違うので、育てたい品種がどのタイプであるか知っていると良いですね。

注意点

  • 葉先にトゲがあるので小さなお子さんやペットがいるお家は注意しましょう。
  • 大きく育つ品種を選んだら、植木鉢も丈夫な物を選ぶと良いですね。
  • 種類によって毒性が違いますが、葉や樹液を誤って口にしてしまうと嘔吐や下痢、皮膚の刺激などの症状が出る可能性があります。小さなお子さんやペットのいるお家は置き場所に注意してください。

②カランコエ

  • 『夏型』『春秋型』
  • 子宝草、仙人の舞 などの名前がついた品種がある
  • 最低でも10度以上が必要
  • ペット  毒あり

特徴

鮮やかな花を咲かせる種類が多くあります。葉は柔らかいものからギザギザしたものまで種類が豊富です。

育て方

【日当たり】明るい室内がおすすめです。5〜10月頃までなら直射日光を避けて屋外でも育てられます。

【水やり】土が乾いたらたっぷりと与えます。冬は控えめに月に一度程度でOKです。

【置き場所】寒さに弱いので寒い時期は室内管理が基本です。

注意点

  • 多湿を嫌うので、蒸れないように風通しをよくしましょう。
  • 誤って口にしてしまうと、しびれや腹痛などの症状が起こる場合があるので、小さいお子さんやペットのいるお家は注意しましょう。

カランコエは全体の葉や茎に『ブファジエノリド』という毒素が含まれているので置き場所などに注意が必要ですね。

③エケベリア

  • 『春秋型』
  • 最低気温10度以上
  • 桃太郎、クリスマス などの名前がついた品種がある
  • ペット  害なし

特徴

バラの花のようなロゼット状の姿をしています。その美しい姿で多肉植物の中でも人気です。

形や色のバリエーションが豊富なので寄せ植えにも映えます。

育て方

【日当たり】日当たりの良い場所を好みます。明るい窓辺がおすすめです。

【水やり】春から秋はしっかり乾いてからたっぷり与えます。寒い時期は月に一回程度でOKです。

【置き場所】風通しの良い場所に置きましょう。

注意点

  • 蒸れに弱いので植木鉢は鉢底に穴の空いたものがおすすめです。
  • 高温多湿では腐ってしまう可能性があるので、夏は涼しい場所に置きましょう。

室内で管理する場合は、エアコンの風が直接当たらないように注意しましょうね。

④セダム

  • 『春秋型』
  • 小さな葉が集まっている
  • 丈夫で育てやすい
  • ペット  害なし

特徴

グランドカバーや寄せ植えの脇役として多く使われています。

グランドカバーとは・・

雑草対策や庭の景観作りのために地面を覆う植物の事です。

育て方

【日当たり】日当たりの良い場所を好みます。

【水やり】乾燥に強いので控えめに行います。月に1〜2回程度でも良い。

【置き場所】寒さにはある程度強いので、室内、屋外どちらもOKです。

注意点

  • 蒸れやすいので風通しを確保しましょう。
  • 水の与えすぎは根腐れの原因になるので注意しましょう。

根腐れとは・・

根が土の中で腐ってしまうこと。

根が湿った状態が長く続くと呼吸でき無くなって朽ちてしまいます。

⑤アロマティカス

  • 『春夏型』
  • 多年草
  • 多肉質の柔らかい葉
  • 最低気温 10度以上
  • ペット  毒あり

特徴

触れるとミントのような爽やかな香りがすることから『多肉のハーブ』とも言われます。そして、虫除けやリラックス効果も期待されています。

育て方

【日当たり】明るい日陰や半日陰を好みます。

【水やり】土が乾いたらたっぷり与えましょう。冬場は月に一回程度でOKです。

【置き場所】風通しが良く明るい室内やベランダがおすすめです。

注意点

  • 直射日光は葉焼けの原因になるので注意しましょう。
  • 寒さに弱い品種なので冬は室内で管理しましょう。
  • 誤って口にしてしまうと、しびれや腹痛などの症状が起こる場合があるので、小さいお子さんやペットのいるお家は注意しましょう

葉焼けとは・・

直射日光や冷気に当たって葉が部分的に傷んでしまうこと。

一度傷んだ葉は元に戻らないので注意しましょう。

香りの楽しめる『アロマティカス』はギフトにもおすすめです。

リラックス体験とアロマティカスのギフトを見つけました。サイト内の『多肉植物』の商品一覧で載っています。是非、贈り物の候補の一つに考えてみてはいかがでしょう。

おすすめ多肉植物の寄せ植えのアイデア例

①アガベの寄せ植え(力強い印象に)

テーマ:無骨✖️モダンな寄せ植え

組み合わせ例

  • アガベ(中心に配置)
  • ユーフォルビア・ホワイトゴースト(高さと個性をプラス)
  • セダム(足元をグリーンでカバー)
  • 小石や砂利で仕上げてドライガーデン風に。

アガベは強い印象があるので合わせる植物は、控えめな色や形の物を選ぶとバランスが◎

②カランコエの寄せ植え(可愛らしい雰囲気に)

テーマ:華やかでカラフルな寄せ植え

組み合わせ:

  • カランコエ(ピンクや黄色の花付き種)
  • セダム・虹の玉(紅葉して赤くなる)
  • エケベリア(形のアクセントに)
  • 白い鉢やブリキのバケツ風の容器を使うとポップな仕上がりに。

花が映えるように、色味や形の違う多肉植物を合わせるとメリハリが出て◎

③エケベリアの寄せ植え(バランスと色合いを楽しむ)

テーマ:バラの花のようなロゼット状の美しさを生かした寄せ植え

組み合わせ:

  • エケベリア(中心)
  • エケベリア・ローラ(縁取りを作って)
  • セダム・オーロラ(小粒でカラフルなアクセント)
  • 小石を引くと上品な雰囲気に。

エカベリアの形や色を変えて複数使うのが王道

④セダムの寄せ植え(小さくても元気な印象)

テーマ:ナチュラルガーデン風の寄せ植え

組み合わせ:

  • セダム(複数種をミックスて地面のように)
  • クラッスラ・若緑(高さのあるポイントに)
  • アロマティカス(香りのアクセント)
  • 素焼きの鉢にこんもり盛るとナチュラル感UP

セダムの種類をいろいろ混ぜて植えると、グラデーションが出て育つほど味が出てきます。

⑤アロマティカスの寄せ植え(香りを楽しむ)

テーマ:癒しの香り✖️柔らかカラーの寄せ植え

組み合わせ:

  • アロマティカス(中心)
  • エケベリア・パールフォンニュルンベルク(優しい紫)
  • セダム・ミルキーウエイ(白い粒で爽やかさをプラス)
  • 木箱やアンティーク風の容器に植えて、ナチュラル感を演出

香りを活かすために、葉の色や質感が柔らかい物を選ぶと癒し効果も倍増しそう。

それぞれ個性のある主役と引き立て役をバランスよく配置するのがコツです。

寄せ植えがすぐできる多肉植物がセットになった物を見つかました。サイト内で『多肉植物』と検索すると『寄せ植えギフト』が出てきます。ギフト用なので可愛く梱包せれていて、4色のミニ鉢が入っています。自分用に購入て飾ったら気分が上がりそうです。

季節ごとの管理のポイント

多肉植物には『夏型』『春秋型』『冬型』の3つがある事はお話ししました。

  • 夏型=乾燥に強く水やりは控えめでOK。春〜秋が生育期。高温多湿に弱い。
  • 春秋型=水やりは土が乾いたらたっぷりと、真夏真冬は控えめに。夏と冬は休眠期。
  • 冬型=10〜4月が生育期。

多くの種類がある中で同じ名前の植物でも一つの型に収まらなかったり、しっかり分け切らないものもある為ここでは主に『春秋型』の管理について解説します。

春の管理(生育期)

  • 優しい日差しをたっぷり与えると良いです。
  • 水やりは、月に1〜2回程度、完全に土が乾いてからたっぷり与えましょう。
  • 注意点=急な気温変化に注意が必要、夜間はまだ冷える場合があるので屋外管理は注意しょう。

夏の管理(休眠期または生育緩慢)

  • 直射日光は避けて半日陰やレースのカーテン越しの日差しがおすすめです。
  • 水やりは月に1〜2程度、涼しい朝や夕方にしましょう。
  • 注意点=風通しの良い場所で管理。水は控えめに根腐れに注意しましょう。

秋の管理(生育の再開期)

  • 春と同様に良く日に当てましょう。
  • 水やりは土の乾き具合を確認しながらたっぷり与え、気温が下がってきたら控えめにしていきましょう。
  • 注意点=冬に備えて健康な株に整えていきましょう。

冬の管理(休眠期)

  • 出来るだけ日当たりの良い室内で管理して、冷たい風を避けましょう。
  • 乾燥気味に管理しましょう。
  • 注意点=管理する場所の気温は5度以下にならない場所で。断水気味でも大丈夫です。

<春秋型の生育サイクル表>

季節生育サイクル
生育緩慢
生育期
生育期
生育期
生育緩慢
生育緩慢
生育緩慢〜生育期
10生育期
11生育緩慢
12休眠期
休眠期
休眠期

よくあるトラブルと対処法

症状と原因⇨対処法

葉がシワシワになる

原因=水不足が考えられます⇨土が乾いていればしっかり水を与えましょう。

葉がブヨブヨになる

原因=水の与えすぎ、根腐れの可能性あり⇨土を乾かし、傷んだ根を切り、通気性の良い土に植え替えてみましょう。

葉の色が茶色や黒くなる

原因=日焼け(葉焼け)を起こしたのかも⇨真夏の直射日光を避け、レースのカーテン越しの光にする事や遮光ネットの使用を考えてみましょう。

葉の間隔が広がり間延びした感じになる

原因=徒長している可能性があります⇨明るい場所に移動させましょう。植物用のLEDライトの使用を検討しても良いと思います。水は与えすぎないように。

白い粉や綿の様なものがついている

原因=害虫被害になっているかもしれません⇨濡れた柔らかい布などで拭いたり、水で流すなどして除去しましょう。早めの対応で被害が広がらないようにしましょうね。

徒長とは・・

植物の茎や枝葉の間隔が間延びして細長い状態で成長している事です。

徒長した植物は弱くなり、病気になりやすくなったり環境の変化に弱くなる、などのリスクがあるので注意したい症状です。

まとめ

ぷっくりとした葉がかわいい多肉植物は寄せ植えを楽しむ事ができ、枯れてしまうことも少ないためおすすめのグリーンです。

おすすめの5つの品種にもそれぞれ多くの品種があり組み合わせを自分で考えながら寄せ植えを作るのも楽しみの一つとなりそうですね。是非、好みの植物を見つけてグリーンライフを楽しんでください。

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長年自宅で茶華道教室をしていました。その経験を活かし『日常でお花を楽しむ』事や『花の知識』、そして休日に出掛けた『花のある景色』をご紹介しています。
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