観葉植物

屋外でも育てる事ができる観葉植物5選:育てるコツと注意点/冬越しはどうする?

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観葉植物の多くはお店など室内で育てられていますが、中には屋外で育てる事ができる植物もあります。

朝、カーテンを開けるとベランダにグリーンがあって癒される。また、外からの目隠しにもなって良い。玄関先に彩りとして置きたい。

そんな思いは屋外でも育てられる植物選んでを置くことで叶えられます

屋外で育てる事で心配になる事も合わせてご紹介します。

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屋外でも育てられる観葉植物 5選

屋外で育てるには冬の寒さのことを考えると『耐寒性』あり!となっているもが良いですね。しかし、日本の中には寒冷地と呼ばれる地域もあり、その基準が分かりずらいと感じたことはありませんか?

ここでは、植物別に最低気温から寒さに強いと言われる観葉植物を0度以下(−5度まで)大丈夫なものをご紹介します。

オリーブ木

  • 最低気温 −5度まで
  • 基本的に屋外で管理しましょう
  • 花言葉 平和、安らぎ、知恵
  • 新築祝い、就職祝いなどのお祝いの贈り物としても使われる
  • ペット ○

水やりは、しっかり乾いて後に鉢底から水が溢れるぐらいたっぷり与える。冬場は、乾いてから2〜3日後に。

直射日光にも強く日当たりの良いところに置くと良いですが、半日陰でも大丈夫です。

根が浅いので強い風が吹く時などは倒れないよう注意しましょう。

ユーカリ・ポポラス

  • 冬場は−5度程度まで耐えられる
  • 屋内では生育不良になるので屋外で育てると良いです。
  • 花言葉 新生、再生、思い出
  • 切り花やドライフラワーにも使われる
  • ペット ×

水やりは乾いたらたっぷりと与えます。冬場は乾いてから2〜3日後に

日当たりの良い場所で管理すると良いですが、半日陰でも大丈夫です。

室外機からの風には当たらないように注意し強風の時は置き場を変えてあげましょう。

誤ってたくさん摂取してしまうと、しびれや腹痛の症状が出る場合があります。小さなお子さんやペットがいるご家庭は置き場所に注意しましょう。

アカシア・ブルーブッシュ

  • 冬場は−5度まで耐えられる
  • 基本的には屋外で管理しましょう
  • 花言葉 優雅、友情
  • 春に球状の黄色い花を咲かせる
  • ペット ○

水やりは乾いたらたっぷりと与えましょう。冬場は乾いてから2〜3日後に

半日陰でも育ちますが日光がよく当たる場所をおすすめします。

乾燥を嫌う植物なので、特に夏場は水やりをこまめにして水切れに注意しましょう。

コルジリネ・オーストラリス・レッドスター

  • 最低気温−5度まで
  • 基本的には屋外で管理しましょう
  • 花言葉 幸せな交際 
  • 品の良いカラーリーフ
  • ペット △

水やりは乾いたらたっぷり与えましょう。冬場は、乾燥してから1週間後に

半日陰でも大丈夫ですが日光がよく当たる場所をおすすめします。

植物に毒はありませんが、トゲがあったり葉先が尖っているので危険な植物になります。小さいお子さんやペットがいるご家庭は置き場所に注意してください。

シマトネリコ

  • 最低気温−5度まで
  • 室内よりも屋外を好む
  • 花言葉 偉大、高潔
  • 庭のシンボルツリーとしても人気
  • ペット ○

水やりは土が乾いたらたっぷり与えましょう。冬場は乾いてから2〜3日後に。水をよく吸収するので土が乾くスピードも早い植物です。

日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。

冬の寒さで葉が紫色に変色する事がありますが、暖かくなると色は和らぎます。

5〜7月に白い花を咲かせます。雄と雌の株があり、花を咲かせるのは雌です。花を楽しみたい方は購入の際に確認しましょう。

屋外で植物を育てるコツと注意点

直射日光に注意

日中の日光に注意しましょう。特に外では直射日光が当たり葉焼けを起こしたり水切れになってしまう事があります。

特に夏の直射日光の当たり過ぎは植物を弱くしてしまう事があるので注意したいですね。

直射日光対策としては・・・

すだれで日陰を作ったり、日差しの強くなる午後は室内に入れるなどして植物が弱らないよう注意したいですね。

葉焼けとは、直射日光や冷気にあたっ葉が傷んでしまう事です。葉焼けしたものは元に戻らないので注意しましょう。

害虫対策

葉が乾燥すると虫がつきやすくなりますし、使っている土が有機物を含んだものだとコハエなどが発生しやすくなります。

害虫対策には・・・

葉が乾燥しないように霧吹きを使うことや、不織布を被せるなどすると良いですね。

*植物由来の防虫スプレーもあるので活用しましょう。

水やりの頻度

土の中の乾燥状態を確認してからの水やりです。

植物によって違いはありますが、目安としては、春は1〜2週間に一度、夏は3〜5日に一度です。秋冬は月に1〜2度のペースですがその都度必ず土の乾燥状態を確認してから与えましょう。

季節時期植物の活動作業
春 3〜5月生育緩慢期休眠から目覚めて活動スタート剪定・植え替え
肥料
夏 6〜9月生育期生育が盛んになる剪定・植え替え
肥料
秋 10〜11月生育緩慢期涼しくなると活動が緩やかに植え替え・肥料
冬 12〜2月休眠期体力を温存するお手入れは
最小限

観葉植物の1年間の生育をまとめました。

春夏は気温のための乾燥もありますが、植物が大きくなっていく時期なのでお水もたくさん必要になります。

そして秋冬はお休み時期なのでお水の与えすぎは注意しましょう。植物の土をよく観察してからですね。

屋外で育てる場合の夏越し・冬越しのコツ

夏越し

風通しの良い場所で管理する。

観葉植物を育てる環境として大切なものが、、そしてです。

屋外であっても風通しが良くないところでは湿気がたまることで菌やウイルスなどによる病気になりやすくなってしまいます。

自然の風が通る場所に置きましょう。

夏の強い光に注意する。

植物に光は必要ですが、夏の直射日光のような強い光は葉を痛めてしまいます。

また、植えられている土が強い光に当り続けることで土が蒸れて植物が枯れてしまうことも考えられます。

位置を変えられる鉢植えなら、午前中は日当たりの良い場所で、お昼前には日陰に移すなどの対応が出来ると良いですね。難しいようなら、すだれで日陰を作るなどして直射日光が当たり続けない環境を作りましょう。

ベランダなどで育てる場合には夏の太陽の強い日差しによるコンクリートからの輻射熱(フクシャネツ)にも注意します。

植物の下にレンガを置いたり鉢台に乗せるなどの対応が必要か考えましょう。

水やりの頻度に注意する。

夏の屋外では、土の乾きが早く春頃と同じような周期で与えていると葉や茎が傷んでしまうことも考えられます。

植物の様子や特に土の乾きに注意してください。土がしっかり乾いたらたっぷり与え、またしっかり乾いたらたっぷり与える。の繰り返しです。

メリハリのある水やりを行うことで土の中の空気が入れ替わり、根の呼吸を促すことになります。

暑い時期は一日のうちで朝と夕方に水やりを行うこともあると思います。土の様子を見て水やりのタイミングをつかんでいきましょう。

土が乾いているからといっても日中の暑い時間に水やりをするのは避けた方が良いですね。

暖まった土への水やりは植物の根にはお湯のようなものです。朝や夕方の暑さが落ち着いている時間に与えましょう。

冬越し

雪や霜対策をしましょう。

植物の根が霜に当たることは良くありません。株元や根の周りをマルチングして保護しましょう。

マルチングの方法は・・・

腐葉土を置いたりバークチップと呼ばれるマルチング材を株元や根の周りに置くと良いです。

鉢で管理している場合は、段ボールや植物用のビニールハウスで防寒対策をしたり、お部屋の中に入れることも考えてみてください。

屋外から室内に移動させる際は、葉裏や株元をよく見て害虫を室内に持ち込まないように注意しましょう。

時には鉢内に害虫がいる可能性もあるので移動させた後は植物全体を注意深く観察することをおすすめします。

日に当てる

出来るだけ日に当てるようにしましょう。植物は午前中に光合成をします。朝の日の光に当たるような場所で管理できると冬の時期でも元気に育つ事ができます。

水やりの頻度に注意する。

夏と同様に土の乾燥を確かめてから水やりをしましょう。

土の中までしっかりと乾いてからの水やりでないと、根腐れを起こしてしまう事も考えられます。

根腐れというのは・・・

植物の根が土の中で腐ってしまう事です。根が湿った状態が長く続くことで呼吸ができなくなり朽ちてしまいます。

屋外で観葉植物を育てるメリットと注意点

メリット

  1. 部屋に入る日差しをやわらげる。
  2. 外からの目隠しになる。
  3. ベランダや玄関先が華やかになる。

注意点

  1. 虫や枯れ葉などが飛んでいっていないか隣人や、マンションの場合は上下階の人への気配りも大切。
  2. 風などで鉢が飛んでしまったり、ベランダの場合は落ちてしまわないように注意する。
  3. エアコンの室外機から離す。

まとめ

屋外で育てる観葉植物もいくつかありましたね。季節に合わせて手入れに注意する点もありますが、グリーンが生活の中に入ることで癒され空間が生まれてきます。

最初は誰でもわからない事も多いですが、迎えた植物の事をよく知って毎日様子を見ることでその植物を理解していけると思います。

この記事の中に載っていない植物でも屋外で育てられるものはあります。

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長年自宅で茶華道教室をしていました。その経験を活かし『日常でお花を楽しむ』事や『花の知識』、そして休日に出掛けた『花のある景色』をご紹介しています。
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