【カスミソウ(かすみ草)の日】7月7日にカスミソウを飾ろう
7月7日は七夕ですが、カスミソウの日でもある事をご存知でしたか?
なぜか?理由は、カスミソウの小さなふわふわとした花が七夕の夜に現れる天の川のように見えるからとあります。
少し前までは脇役として使われていたカスミソウが主役になる日と言っても良いですよね。
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長年、華道教室を行なっていろんな花材に触れてきた経験から、カスミソウの簡単な飾り方とその注意点などを実際に生けた写真と合わせてお伝えします。
七夕飾りと共にカスミソウをお部屋に飾ってはいかがでしょうか。
カスミソウとは
細かく分かれた茎に小さな花がたくさんついている香りのある花です。
開花時期は5〜7月ですが、オールシーズン出回っています。
以前は、バラの花と一緒に花束の代名詞となっていました。
髪飾りに使われることもあり、洋装、和装どちらにも合い装いを華やかにしてくれます。
ドライフラワーとしても使われます。
名前の由来
小さな花が無数についている霞がかった花姿に由来している。
色の種類と花言葉
花の色は白色が代表的ですが、いろいろな色のカスミソウも店頭で見られるようになりました。
- ホワイト・・夢心地
- ピンク・・・切なる願い
- ブルー・・・無邪気
- パープル・・清らかな心
カラーバリエーションが増えたことで存在感も変わり、最近は色とりどりのカスミソウを使って作るプロポーズの花束も見られるようになってきました。
組み合わせにおすすめの花
たくさん束ねるとボリュームが出るカスミソウですが、家で楽しむ際には購入金額も考えると30cmぐらいのものを2〜3本使用することが考えられます。
飾るには少し寂しいと感じられた時は花を一輪プラスする事をおすすめします。
- ホワイト・・ひまわり、オレンジ色のガーベラやバラなど
- ピンク・・・ホワイトスター、白色のガーベラなど
- ブルー・・・青色や紫のデルフィニュームなど
- パープル・・紫色の縁取りがあるトルコキキョウなど
花を合わせるときの注意点
カスミソウは浅水が適しているので、たっぷりの水が必要な深水を好む花と合わせる時はカスミソウの切り口が水に浸かりすぎないように注意が必要です。
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カスミソウを飾る
カスミソウ一種類で飾る
暑い季節はガラスの花瓶を使って生けると涼しさも感じられます。
飾る時の注意点と
花付きが少ないと、何本も重ねて花にボリュームを持たせたくなりますが、茎の重なりが多いと花よりも茎が目立ってしまいます。重ねすぎないようにしましょう。
茎を剪定(余分なものを切り落とす)したり、本数を少なくして残った小さな枝は、切り落としたものだけまとめて飾ると良いでしょう。
細くデリケートな茎はの扱いは注意が必要です。花が落ちてしまったり、茎が折れることがあります。
茎についている小さな葉は取り除きましょう。
カスミソウは浅水を好みます。3〜5cmぐらいの水に入れましょう。
*浅水を好む花・・ひまわり、ガーベラ、ダリヤ
*深水を好む花・・バラ、シャクヤク、アジサイ
おすすめの花瓶
カスミソウの茎はとても細いので、花瓶の口は細いものがおすすめです。
写真のように枠や飾りのついた花瓶は広がった茎を引っ掛けて花の向きを安定させるのに使えます。
色のついた花瓶は、白いカスミソウと相性が良いのでおすすめです。
花と一緒に飾る
*ひまわりと一緒に飾る①
主役のカスミソウとプラス一輪のひまわり
3つに分かれた花瓶には、長さを変えて右が一番長く、真ん中は一番短く、そして左が中間の長さになっています。
花は中間の長さのカスミソウの花瓶に入っています。
*ひまわりと一緒に飾る②
短く切り落としたカスミソウとひまわりを色付きのガラスの一輪挿しに飾りました。
切り落とした茎なので切り口が花瓶の上部で終わっている場合、水の量に注意しましょう。
まとめ
7月7日は『カスミソウの日』です。
カスミソウを主役にして飾ってみましょう。
飾る際の注意点は、水の量、広がった茎の剪定と折れないように注意して扱うことです。
カラーバリエーションも増えているので、色別の花言葉を元に飾るのも良いですね。
また、7月7日は『サマーバレンタイン』とも言われ、大切な人に花やスイーツを贈る日でもあります。カスミソウを贈るのも素敵なプレゼントになると思います。
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