【春の花を飾ろう】桜と菊の2種類4本で簡単いけばなを実例でご紹介/桜のいけばな実例花材を変えて他4パターンもご紹介

3月に入り早咲きの『河津桜』が咲き進みお花見を楽しむ人も増えてきました。
近くの桜の開花が待たれますね。
桜について
『春の訪れ』を感じさせてくれる桜の花ですが、その花言葉は『精神美』『純潔』『優美な女性』となっています。
邪気を祓い運気を呼び込む開運パワーがあるとも言われ、多くの人がその姿を見ることで癒されると感じる理由なのかもしれませんね。
切り花は、年末から4月頃まで流通しています。最初に出回るのが『ケイオウザクラ』『ヒガンザクラ』そこから『ヨシノ』と続き最後が濃い色の『ヤエザクラ』となっていきます。3月の初めでは『ケイオウザクラ』が通販サイトでも販売されていました。
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蕾で購入して先進むのを楽しむのも良いですし、花が開いたものなら『お花見』が家の中ですぐにできそうですね。
今回ご紹介するのは、桜2本と菊を2本使った春を感じるいけばなです。

桜と菊の2種類の花を生ける
生ける前の準備
桜の枝を花器に合わせ、バランスを考えて長さ(①長いもの②それより少し短いもの)を決める。
桜の木①は切り口より3〜4cm上がったところに、短く切った枝を十字になるように輪ゴムで止める。
桜の木②の枝の切り口には、ハサミで縦に割りを入れる。
花器の中に入ってしまう枝を切り落とす。(花がついている小枝などは取っておいて一輪挿しなどに生けて楽しめます。)
花器の中に剣山を入れる
花器に生けていく
- 桜の枝①の十字になった場所を花器の口に引っ掛けるようにして斜めに倒して生ける
- 桜の木②の切り口を斜めにカットして(縦割りのまま)花器の中の剣山に挿す
- 菊の花①の長さは花器の長さと桜の木とのバランスを考えてカットする(大きめの花は短くするとバランスが取れる)
- 菊の花①を桜の木①に沿わせるようにして花器に生ける
- 菊の花②を菊の花①より少し短くカットし、菊の花①の下に生ける
(花器の中に入る枝、葉は水の汚れに繋がるので水を入れる前に取り除く)
仕上げ
花の影になってしまった枝や、枝同士で交差している小さなものは切り落とす
横倒しになっている枝や花が、水に入っているか量を確認する
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桜を使ったいけばなの実例 4パターン

- 桜
- ラナンキュラス
- フリージア
- リューココリーネ
- ゴットセフィアナ

- 桜
- 菊(ピンポンマム)
- 菜の花
- 麦

- 桜
- スカビオサ
- スイートピー
- サクラコマチ
- アネモネ
- テンモンソウ

- 桜
- アイリス
- ストック
- 菜の花
桜を使ったいけばなをいくつかご紹介しました。
まとめ
桜は、たくさんの種類の花材と一緒に生けるとより華やかになりますが、桜のみ、またプラス一種類の花であっても春を感じることは十分できる存在だと思います。
店頭でも『桜』は多く並ぶようになってきました。お買い物ついでに購入して、お家でもお花見して春を感じてみてはいかがでしょうか。